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日本俳優協会賞

第20回

平成27年(2015年)2月18日 歌舞伎座

第20回
第20回

左:賞牌を授与する中村吉右衛門専務理事(左は延郎)
右:吉右衛門理事の挨拶(左は安孫子正松竹(株)取締役副社長)

第19回

坂田藤十郎会長と功労賞の羽之助
 

第19回

後列左より菊十郎、延郎、橋吾
前列左より中村吉右衛門専務理事、安孫子正松竹(株)取締役副社長

受賞者名と受賞理由

日本俳優協会賞 實川 延郎(じつかわ えんろう)
長年にわたり誠実な演技を見せ、無駄のない舞台ぶりである。ベテランの名題として上方の香りを伝え、河内屋一門の芸を守り続けた。平成26年1月の浅草公会堂「義賢最期」高橋判官長常や3月歌舞伎座「盲長屋梅加賀鳶」の百姓太次右衛門などの役々が特に良かった。
日本俳優協会賞
奨励賞
中村 橋吾(なかむら はしご)
平成25年9月新橋演舞場「御浜御殿綱豊卿」下屋敷番人小谷甚内や平成26年1月歌舞伎座「東慶寺花だより」朝吉など、若手だが、大きな役や目立つ役に抜擢され、よく勉強して舞台を務めている。今後に期待がもてることから奨励賞を贈る。
日本俳優協会賞
功労賞
坂東 羽之助(ばんどう うのすけ)
60年余りにわたり歌舞伎に貢献してきた。十七代目市村羽左衛門に入門以来、つねに地味ではあるが確実に舞台・立廻りをこなし、市村家・坂東家の弟子としても一門を支え続けてきた。また長年頭取も務め、後輩や幹部俳優からも信頼が厚い。舞台を陰で支え続け、功労賞に相応しい。
日本俳優協会賞
特別賞
尾上 菊十郎(おのえ きくじゅうろう
日本俳優協会賞が今回第二十回の節目でもあることとから、第一回の受賞者である尾上菊十郎氏が二十年たった今でも、舞台で活躍している事に対して「特別賞」を贈る。

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