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永久保一男さんご逝去

(2017年09月20日)

日本俳優協会会員の新派俳優・永久保一男(ながくぼ・いちを、本名:山本一男=やまもと・いちお)さんが、9月17日(日)に膵臓癌のためご逝去されました。享年80歳。ご葬儀・告別式は9月25日(月)午前10時30分から、東京都新宿区神楽坂の「神楽坂 幸本」で執り行われる予定です。喪主は長男の山本剛さん。

【略歴】
昭和12年生まれ。31年10月明治座『女の勲章』で初舞台。伊志井寛門下。36年新派入団。入団3年後の39年に『雪夫人絵図』で初代水谷八重子の相手役に抜擢され注目された。43年幹部昇進の際には榎本滋民が彼にあてた役を書き下ろし、『寺田屋お登勢』では陸奥源二郎役を経て、三吉慎蔵役を演じるなど同じ演目の中でもその年齢にあった役を演じてきた。
代表作として『婦系図』の坂田礼之進、『鶴八鶴次郎』の早川など。最後の舞台は平成24年5月南座公演、坂東玉三郎主演『ふるあめりかに袖はぬらさじ』の駿河屋。

謹んでご冥福をお祈りいたします。

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