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日本俳優協会賞

日本俳優協会賞

日本俳優協会では、平成7年度から日本俳優協会賞を設け、毎年一回、表彰式を行っています。この賞は、年間を通じて舞台で優秀な成果を上げたわき役や、客席から見えない舞台裏で活躍している俳優を選んで顕彰するものです。
人数は毎年2~4名前後。対象は本協会会員で、伝統演劇に携わる俳優(歌舞伎・新派の俳優)。
受賞者には賞牌と副賞(1名宛50万円、奨励賞・功労賞は30万円)が贈られます。
この表彰制度は、本協会の《歌舞伎育成基金》を活用したものです。
《歌舞伎育成基金》とは、故・坂東八重之助様のご遺族からのご寄付金でつくられた《八重之助基金》を土台にして、そこに故・尾上梅祐様、先代・上村吉弥様、故・山路ふみ子様、故・中村歌右衛門様、故・市村羽左衛門様、故・尾上九朗右衛門様、故・中村駒助様、故・市川一郎様、大阪東ライオンズクラブ、その他関係各位からの貴重なご寄付を積み立てて設立されました。

1996年 歌舞伎座第一回日俳協賞

2007年 歌舞伎座第十三回日俳協賞(第34回俳優祭にて)

表彰制度の概要

目 的

伝統演劇である歌舞伎・新派のわき役俳優の育成と技芸の向上をはかるため、年間を通じて優れた舞台成果を上げた者を選び、表彰する。

人 数

年間2~4名前後

賞の内容

賞牌と副賞(1名宛50万円、奨励賞・功労賞は30万円)

対 象

本協会会員で、伝統演劇に携わる俳優(歌舞伎・新派の俳優)

選考方法

本協会が委嘱した選考委員が、毎月の舞台を見て候補者を推薦し、これを1年分まとめてその中から候補者を絞る。また、陰の功労者については、本協会理事・監事・評議員からも広く推薦を募り、これを選考委員会に提出して候補者の枠に加えて審議した上で候補者を選出し、理事会で決定する。

選考委員

選考委員は公正を期すため、会員・役員以外の興行関係者、演劇評論家、一般有識者などから理事会で選任し、会長が委嘱する。人数は若干名。任期は1年とし、再任は妨げない。

選考委員(平成25年現在・五十音順)

安孫子正(松竹株式会社専務取締役・演劇本部長)、大島幸久(演劇ジャーナリスト)、
亀岡典子(産経新聞文化部編集委員)、小玉祥子(毎日新聞社学芸部編集委員)、
中村正子(時事通信文化特信部記者)、水落潔(演劇評論家)、渡辺保(演劇評論家)

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